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小児鍼（小児はり）とは？
小児鍼は江戸時代に大阪ではじめられたといわれている、子どもを対象とした鍼です。
大阪より西では普及したようですが、東日本ではあまりなじみがないと思います。
子どもに「鍼」というとびっくりしますが、ここでいう鍼とは「てい鍼（ていしん）」やローラー鍼という刺さない鍼というより道具を使って皮膚表面をさするように刺激します。
治療は親御さんに抱っこしながら治療していただきます。顔、胸おなか手足、背中と全身にかけて行います。
とても気持ちがよいようで、キーキー声をだしていた子がいつの間にか静かになり、まぶたが重くなってうとうとしてしまうほどです。
痛みがあるときや苦しいときに背中をさすってもらうと落ち着いたり、乾布摩擦が風邪予防によいということを経験したことはないでしょうか。
これは皮膚への刺激が、自律神経を整えさらには免疫力を高めるからです。
当院ではご家庭でできるお子さまへのケアの方法を指導いたします。ご相談ください。
小児鍼の対象年齢
小児鍼は早ければ生後１ヵ月から12歳くらいまで、小学生・中学生くらいまでは受けることができます。
ただし、症状によっては施術が難しい場合があるので、一度ご相談ください。
小児鍼の治療器具について
皮膚を特殊な鍼(ローラー鍼）で、なでていきます。
注射針のような先がとがった針でではなく、ローラーに凹凸がついた器具です。
触れた感じも刷毛や筆でやさしく触れられるような感触です。
実際に鍼を受けた子どもからも「気持ちがいいね、もっとやって！」と大人気です！病院を怖がる子でも安心して施術を受けることができます。
小児鍼（小児はり）の効果
子供の自律神経を整え、免疫力・自然治癒力を高めます
また、急激に発達する脳や身体と心のバランスをとり、ストレスを和らげることで健康な心身を維持します。
通院期間は？
症状によりも異なりますが、1回10分程度の治療をはじめは、3～5日続けて行うのを1セットとしてその後2～3日あけてまた行います。
後は、症状が治まれば1ヶ月ほどの期間を空けて、予防のため1回治療します。
その後は再発したらご来院いただきます。
